未経験から転職して、IT業界で働きたいという人は多く、Javaプログラマーはその1つとしてよく着目されています。転職する時には、入社してからどのような仕事をするのか興味が湧くでしょう。経験が十分にあるJavaプログラマーの場合には、即戦力として重要なプロジェクトに投入され、開発の最前線で働くということがよくあります。しかし、未経験から転職したJavaプログラマーの場合には、デバッグから始めるのが一般的です。開発プロジェクトへすぐに参入できるケースは多いものの、あくまでメインプログラマーのサポート役として働くことになります。
その中でも、任される業務として多いのがデバッグで、メインプログラマーが作成したプログラムのコードを見て、解読することから仕事を始めなければいけません。コーディングは、人によって癖があるので解読が難しいことはよくありますが、現場ごとにある程度の慣習はあります。まずは、現場で使われているコーディングに慣れて、プログラマー同士がコードを通し、簡単に情報のやり取りができるようにするという方針が取られています。未経験から転職した人の場合には、開発にすぐに携われるほどのノウハウは持っていないでしょう。これから、現場で経験を積んでいかなければならない初々しい段階にあるので、まずはその現場の色に染めることで、仲間同士とうまく協力しながらJavaプログラマーとして働ける人材になってもらおうと考えているのです。